Subject: Vol.54◆からだにやさしい「温泉呼吸」をお伝えします◆
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ピラティスインストラクターのための
指導力UPメルマガ Vol.54
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あけましておめでとうございます。
ピラティス指導を楽しくするサポーター
たつみ ひろみです。
2026年、新しい年が始まりましたね。
皆さまはどんなお正月を過ごされましたか?
私はというと・・・うっかりゲームをインストールしてしまったばかりに、
お正月休みはずーっとゾンビと戦っておりました(笑)
そんな「ゾンビ疲れ」の身体で仕事始めを迎えた私ですが、
だからこそ、改めて自分自身でも「整えること」の大切さを痛感しております。
今年からこのメルマガは、毎月第2木曜日に、
ひとつのテーマをじっくり深くお届けしていく、
月1回の通信として生まれ変わります。
「もっと本質を伝えたい、皆さんの日々のレッスンに寄り添いたい」
そんな情熱を込めて書いていきますので、 1ヶ月に一度、
プチギフトのような気持ちで受け取ってもらえたら嬉しいです。
新年最初のテーマは、「呼吸」。
私がよく使う、
からだにやさしい「温泉呼吸」をお伝えします。
◆ 頑張る呼吸から「ほどく呼吸」へ
はじめてのお客さまは特に、どこか緊張していませんか?
「さあ、ピラティスで整えましょう!」と気合を入れる前に、
まずは溜まった力みを「はぁ〜」と逃がしてあげることが先です。
私がレッスンでよくお伝えするのは「温泉呼吸」。
温泉に浸かって、思わず「はぁ~」と声が漏れてしまう、あの瞬間。
あの、身体の芯から力が抜けていく感覚を、まずは呼吸で再現します。
◆ 呼吸を深める3つのステップ
この温泉呼吸をベースに、
指導の質を深めるステップをご紹介します。
① 「はぁ〜」と力を抜く(温泉呼吸)
& ② 全部吐き切り「吸いたくなる瞬間」を待つ
おへその下あたり(下腹部)にそっと両手を置いてください。
(お客さま自身の手でも、インストラクターのハンズオンでもOKです)
そのまま「はぁ〜」と脱力しながら、身体の中の空気を外へ漏らしていきます。
吐ききったあと、自然に訪れる「あ、空気が欲しい」というサインを待って、
入ってくる空気を優しく“迎える”だけ。
このとき、
「無理にお腹を膨らませよう」「へこませよう」としないこと。
手が置かれたお腹が、吸う息で自然に膨らみ、
吐く息でゆっくりと薄くなっていく・・・。
その波のような動きを感じるだけで、
お腹の緊張が魔法のようにほどけ、呼吸がぐんと楽になります。
③ 数ミリだけ、優しく「下ろす」
お腹が少し緩んだら、次は繊細なコントロールです。
お客さまの肋骨下部に優しく手を添えて、
動きをガイドしてあげてください。
吐く息に合わせて、
肋骨を「数ミリだけ」そっと下へ下ろしていきます。
「閉じる」というよりも、
斜め下(外腹斜筋の方向/反対の骨盤方向)へ優しく「下ろす」。
そのわずかな動きが、お腹の深層部へと心地よくつながります。
特にお腹に力が入りにくい方には、
このタイミングで下腹部に意識を向けてもらうといいですよ。
もしかしたら、
「骨盤底筋がふんわりと引き上がる感覚」も同時に見つかるかもしれません。
【※注意ポイント!】
肋骨を下ろそうと頑張りすぎると、腹直筋が強く働いて、
お腹を潰してしまいがちです(仰向けなら骨盤が後傾してしまいます)。
あくまで「数ミリ」の繊細な感覚を大切に。
★ 今日のワーク ★
「温泉呼吸の心地よさ」「お腹の働き」を味わってみてください。
(1) 膝を立てた仰向けになります。
(お腹の緊張が一番ほどけやすく、呼吸が入りやすい姿勢です)
(2) おへその下に両手を当て、温泉に浸かったつもりで「はぁ〜」と吐きます。
(3) 手の下で、お腹が自然に膨らみ、自然に薄くなっていくのを味わいます。
「頑張り」を全部お湯に溶かしましょう。
(4) 呼吸が深まったら、次の吐く息で、
肋骨をわずか2〜3ミリだけ、そっと下ろしてみましょう。
斜め下(反対の骨盤方向)をイメージ。
お腹が薄くなり働く感覚、骨盤の底がじわ~っと引きあがる感覚はありますか?
どうでしょうか?
最初に「温泉呼吸」でしっかり緩めているからこそ、
その後の数ミリのガイドが、驚くほどスムーズに、 そして深く身体に響くはずです。
「頑張らせる」のではなく「呼吸できる状態へ導く」。
このやさしい呼吸の連鎖が、お客さまの身体を芯から変えていきます。
2026年も、目の前のお客さまの心と身体をポカポカに温める
素敵な指導を一緒に目指していきましょう!
今月も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ピラティス指導を楽しくするサポーター
たつみ ひろみ