Subject: Vol.48◆歩行を変えるための「股関節」へのアプローチ◆

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ピラティスインストラクターのための
指導力UPメルマガ Vol.48
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おはようございます。
ピラティス指導を楽しくするサポーター
たつみ ひろみです。
前回は、「私が歩き方の指導をしない理由」として、
フォーム指導がかえって身体に負担をかける可能性がある
というお話をしました。

ピラティスで歩行の質を高めるために、
私が特に意識して提供している3つの要素、覚えていますか?

①股関節の柔軟性
②足・足首の柔軟性
③みぞおちラインの回旋運動

今日は、この中でも特に重要となる、
「股関節の柔軟性」にフォーカスを当ててみます。

◆股関節が硬いと、歩行はどうなる?
股関節は、歩く、走る、座る、立つといった
日常動作の要です。

この股関節の動きが制限されていると、
歩行の際、脚を大きく振り出すことができなくなります。
その結果、どうなるでしょうか?

股関節の動きを補おうと、
代わりに「腰」「膝」「足首」を過剰に使って歩くことになります。

これは、腰痛や膝痛、股関節の違和感など、
いろんな不調の原因になりがちです。

私たちが目指すのは、「頑張って歩く」のではなく、
「楽に歩ける」身体づくりですよね。

◆股関節を緩めて「歩行の土台」を作る
股関節の柔軟性が生まれることで、脚をスムーズに、
そして効率良く運ぶことができるようになります。

特に注目したいのは、以下の2つの動きです。

①屈曲(前方へ曲げる動き)
脚を振り出す際に、股関節がスムーズに折れ曲がり、
腸腰筋がしなやかに働くこと。

②伸展(後方へ伸ばす動き)
脚を後ろに振る際に、
骨盤の安定を保ちながらしっかりと伸ばせること。

これらの動きを引き出すことで、お客さまは無意識のうちに、
体幹と連動した「楽で美しい歩き方」を自然と手に入れることができます。

★今日のワーク★
【股関節の屈曲と伸展を引き出す】

上記2つの動きの可動域とコントロールを向上させるエクササイズを、
具体的に考えてみましょう!

例えば、私なら、

①屈曲を引き出すには・・・
四つん這いの姿勢で、お尻を後ろに引いていくように体を前後に動かす(チャイルドポーズへの移行のような動き)ことが有効です。柔軟性を引き出したとろこで、「シングルレッグ ストレッチ」や「レッグサークル」などのエクササイズもおススメ。

②伸展を引き出すには・・・
仰向けで片脚を伸ばしていく「レッグスライド」を最初にします。その後、四つん這いで足を伸ばす動きや、「スイミング」などもおススメです。

これらのエクササイズを行った後、歩いてみて、
「股関節の動きの変化」や「歩行の軽さ」を自身で感じてみてください。

あなたのレッスンで、その変化をお客さまにどう伝えるか、
ヒントが見つかるはずです!

それでは、また来週!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ピラティス指導を楽しくするサポーター
たつみ ひろみ