Subject: Vol.39◆「やりたい!」に応える指導法:葛藤の乗り越え方◆
=================
ピラティスインストラクターのための
癒しを深める指導力UPメルマガ Vol.39
=================
おはようございます。
ピラティス指導を楽しくするサポーター
たつみ ひろみです。
前回は、ヒップリフトの質を高めるための
「膝をキープして」という言葉がけが、
「張力」を生み出す秘訣であることをお伝えしました。
今回は、お客さまの「やりたい!」という気持ちと、
安全な指導との間で葛藤したときにどう考えたらいいかをお伝えします。
◆「やりたい!」に応える:葛藤の乗り越え方
お客さま自身が「今日このエクササイズに挑戦したい!」と望んでいるとき、
まだリリースなどの準備や、身につけたい感覚があるのだけど・・・
と葛藤しますよね。
たとえば、「テレビで見たこの腹筋、家でやったら腰が痛くなって・・でもやりたいんです!」というお客さま。
(実際に、ダブルレッグストレッチを雑誌で見てやってみた、という腰痛持ちの方がいらっしゃいました。)
その意欲は嬉しいけれど、安全を考えると、そのまま教えるのは不安。
そんな時、私は次の4つのステップでお客さまのやりたい気持ちに応えます。
① 骨盤の安定
どんなエクササイズでも、まず土台となる骨盤を安定させることが第一歩です。
お腹の奥の力を使って骨盤を安定させるという感覚を、簡単な動きからじっくり感じてもらいます。
② 肩の安定
次に、肩甲骨周りの安定性をチェックします。
肩がすくんで首に力が入ると、余計な負担がかかってしまいます。
背中を広く使って肩が上がらないようにし、首を長く保つ感覚を丁寧に伝えます。
③ 伸ばしながら動く
ピラティスは「伸ばす」意識が大切です。
お客さまがやりたいエクササイズでも、ただ力を入れて縮めるのではなく、
指先や足先を遠くに伸ばしながら動くよう伝えます。
これが、関節に負担をかけずに深層の筋肉に働きかけるポイントです。
④ 必要に応じて可動域を調整する
もし、お客さまが3つのポイントを意識しても、動きが難しかったり、
どこかに負担がかかりそうだと感じたら、無理をせず、
動きの範囲(可動域)を小さくすることを提案します。
「この可動域でも、お腹の力はちゃんと使えているの感じますか?」と確認することで、
強度を下げても効果は変わらないことを感じてもらいます。
◆安全で丁寧で効果的に
他の例として、
スタジオの方針等でハードなエクササイズを教える時も、
この流れは変わりません。
お客さまの「やりたい」という気持ちを大切にしながらも、
安全と効果を両立させるのがプロの指導です。
お客さまは、あなたの「丁寧さ」と「繊細さ」に触れることで、
あなたと自分自身の身体への信頼感が増し、
よりピラティスを好きになってくれるはず♪
☆今日のワーク☆
普段は躊躇してしまうようなハードなエクササイズを教えるとしたら、どう伝えますか?
「〇〇さんにはまだ難しいだろう」と感じていたあのエクササイズを教えることを、一度想像してみてください。
その時、今日お伝えした「骨盤の安定」「肩の安定」「伸ばしながら動く」の3つのポイントを、
どのように伝えるか、考えてみましょう。
それでは、また来週!
最後まで読んでくださってありがとうございました。
ピラティス指導を楽しくするサポーター
たつみ ひろみ
☆☆☆お知らせ☆☆☆
① 【残1名】リフォーマー養成コース
年1回開講のコースです。運動指導初めての方も◎