Subject: Vol.38◆ヒップリフトの質を上げる声掛け◆
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ピラティスインストラクターのための
癒しを深める指導力UPメルマガ Vol.38
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おはようございます。
ピラティス指導を楽しくするサポーター
たつみ ひろみです。
前回は「お客さまの言葉を日常に活かす」というテーマで、
セッション中の気づきを日常生活につなげる大切さをお伝えしました。
今回は、ヒップリフト(カーブ)の質を劇的に変える、
少し技術的な「言葉がけ」についてお伝えします。
◆ヒップリフトの質を高める一言「膝をキープして!」
ヒップリフト(カーブ)はピラティスの基本エクササイズですが、
背骨を一つずつ下ろす「分節的な動き」が難しいと感じる方が多くいらっしゃいます。
つい、腰が反ってしまったり、ストンとヒップから先に落ちてしまうことがあります。
そんな時、「膝の高さをキープするつもりで、背骨を下ろしていきましょう」
と伝えてみてください。この一言が、エクササイズの質を大きく向上させます。
◆なぜ、この言葉がけが効果的なの?
この言葉がけが効果的なのは、
単に「動き」を伝えるのではなく、
ピラティスで必要とされる「張力」を意識させるからです。
ピラティスでは、身体の動きをコントロールするために、
引っ張り合うような「張力」を生み出すことが重要です。
ヒップリフトの動作では、以下の2つの相反する力が働きます。
① 背骨を一つずつ床に下ろす力
② 膝の高さをキープし、骨盤が落ちないようにする力
この2つの力が同時に働くことで、筋肉がただ収縮するだけでなく、
引き伸ばされながら使われる状態が生まれます。
これが、関節に安定性をもたらし、
インナーマッスルを活性化させる「張力」です。
この張力を活用することで、
動きがより滑らかでコントロールされたものになり、
結果として背骨の分節的な動きが促進され、
ピラティス特有の「しなやかで強い身体」を作り出すことができます。
☆今日のワーク☆
ご自身のレッスンで、ヒップリフトのエクササイズ中に
「膝の高さをキープする」というキューイングを試してみてください。
そして、この一言で、
お客さまの動きがどのように変化するか、ぜひ観察してみてください。
ほんの小さな一言が、お客さまの気づきを深め、
エクササイズの効果を大きく引き出します。
それでは、また来週お会いしましょう。
ピラティス指導を楽しくするサポーター
たつみ ひろみ
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