Subject: Vol.33◆静かな動きから腹横筋に気付く◆

=================
ピラティスインストラクターのための
癒しを深める指導力UPメルマガ Vol.33
=================

おはようございます。
ピラティス指導を楽しくするサポーター
たつみ ひろみです。

前回は、お客さまの安心感は、
インストラクターの受け止める姿勢から生まれる、
というお話をしました。
インストラクターのまなざしや聴く姿勢が、
レッスンの質を高めることに繋がります。

さて、今回は
【静かな動きから腹横筋に気付く】がテーマです。

身体の奥から湧き上がるような感覚を、一緒に探してみましょう。

◆ 腹横筋感じてる?
腕をゆっくりと上げるとき、
腹横筋が働き始めるのを、意識したことはありますか?

腕を動かす際に、体を安定させるため、
腹横筋がじわじわと働き始めます。

この腹横筋は、身体の安定性を保つために、
あらゆる動きのサポートしてくれる筋肉です。
腕を上げたり、脚を動かしたりする日常の何気ない動作でも、
この腹横筋が適切に働いていると、
肩や首など余計な場所に力が入らず、滑らかに動くことができます。

◆ 静かに動くほど感じやすい
スローモーションのように動いてみましょう。
静かに、ゆっくりと、お腹の反応を観察してみてください。

腕を上げ始めるとき。脚を上げようとするとき。
その「動き出しの途中」で、お腹がじわ~っと働く感覚。
それは、身体が本来持っている、自然で心地よい働き方です。

お客さまにも、この感覚を伝えてみましょう。
「ゆっくり、静かに動いてみましょう」と声をかけるだけで、
ご自身では気づかなかった身体の繋がりを発見するきっかけになります。

◆ 今日のワーク
腹横筋が働き始めるのを感じてみましょう。

例えば、インストラクターまたはお客さま自身が
ASIS( 上前腸骨棘 )の内側辺りを触った状態で、腕を上げてもらい、
「お腹にじわ~っと力が入ってくる感覚はありますか?」
と確認します。

もし、あまり腹横筋が働くのを感じられないようであれば、
「お腹に意識して、もう少しゆっくり動いてみましょう。」
「優しく呼吸をしてみましょう」など、
気づきを促すような声かけをしてみましょう。

ただ動かすのではなく、どう働いているかに意識を向けることで、
お客さまの気付きが上がり、動きの安定感も増します。

インストラクターとして、動きのガイドをするだけでなく、
お客さまがご自身の身体と向き合うための「気づきのきっかけ」を
届ける存在でありたいなと私は思っています。

それでは、また来週!

ピラティス指導を楽しくするサポーター
たつみ ひろみ