Subject: Vol.25◆その呼吸、もしかして「ジグザグ」してませんか?◆

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ピラティスインストラクターのための
指導力UPメルマガ Vol.25
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おはようございます。
ピラティス指導を楽しくするサポーター
たつみ ひろみです。

先週は「落ち込んだ日の心をそっと整えるコツ」をお届けしました。
自分の心を優しく見つめる時間、取れましたか?
私も、数分だけでも自分に寄り添うようにしています。

さて、今日は「呼吸と動きのタイミング」について、
お話ししたいと思います。

◆その呼吸、ジグザグしていませんか?

お客さまの呼吸に課題を感じることはありませんか?

「呼吸が浅いな」「動きと呼吸がバラバラだな」と感じる時、
その呼吸は「ジグザグ」したようになっていることが多いんです。

吸ったと思ったらすぐに吐き始め、
吐き終わる間もなくまた吸い込む。

吸うと吐くの間に「間(ま)」がなく、
常にどちらかにせわしなく動いている状態です。

これでは、呼吸が深まるどころか、
動きもどこかギクシャクしてしまいますよね。

◆目指すは「波」のような呼吸

私たちが理想とするのは、まるで波のような呼吸です。

海辺で寄せては返す波を想像してみてください。
吸って(波が寄せてくる)、
そして一瞬の静けさ(波が引く前の「間」)があり、
そこからスーッと吐いて(波が引いていく)、
また次の波が来る前の静かな「間」がある。

この「間」があることで、体は呼吸の準備が整い、
より深く、そして自然に次の呼吸へと繋がります。
このほんの少しの「間」が、
動きと呼吸を一致させるための大切な「タイミング」を生み出すんです。

この波のような呼吸ができるようになると、
まるで魔法がかかったかのように、
お客さまの動きが驚くほど滑らかに、
そして力強くなるのを実感できるはずです。

◆今日のワーク◆
シンプルなエクササイズで「波の呼吸」を体感する

では、どうすればこの「間」を意識した呼吸に導けるでしょうか?
シンプルながらも呼吸と動きのタイミングを体感しやすいエクササイズをご紹介します。

【両腕を動かす呼吸エクササイズ】

① 楽な姿勢で仰向けになります。

② 腕を体の横に下ろし、手のひらを内側に向けます。

③ 息を吸いながら、ゆっくりと腕を天井方向へ持ち上げていきます。
この時、腕が上がりきったところで、無理に吸い続けず、
「吸い終わった」という感覚を味わう短い間を作ります。
④ 息を吐きながら、持ち上げた腕をゆっくりと元の位置に戻していきます。
腕が下がりきったところで、すぐに吸い始めず、
「吐き終わった」という感覚を味わう短い間を作ります。

この「吸い終わった後の間」と「吐き終わった後の間」を意識しながら、
数回繰り返してみましょう。

どうでしょうか?
この「間」を意識するだけで、呼吸がいつもより深く、
そして腕の動きがなめらかになるのを感じられたら嬉しいです♪

お客さまの呼吸が「ジグザグ」していると感じたら、
ぜひこの「波の呼吸」のイメージと、
シンプルなエクササイズを試してみてください。

呼吸の「間」を意識するだけで、
今まで以上にピラティスの気持ちよさを感じてもらえるはずです。

「呼吸と動きが一致する」というピラティスの醍醐味を、
お客さまと一緒に分かち合えることを願っています。

それでは、また次回!

ピラティス指導を楽しくするサポーター
たつみ ひろみ