Subject: Vol.29◆お客さまに寄り添うエクササイズの調整方法◆
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ピラティスインストラクターのための
指導力UPメルマガ Vol.29
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おはようございます。
ピラティス指導を楽しくするサポーター
たつみ ひろみです。
先週は「四つん這いの見方」について、
3つの視点から観察するワークに挑戦していただきました。
新たな発見はありましたでしょうか?
お客さまの身体が語りかけてくるサイン、ぜひキャッチしてあげてくださいね。
今週は、「お客さまに寄り添うエクササイズの調整方法」について、
一緒に考えていきたいと思います。
エクササイズの調整、どのように行っていますか?
ピラティスのエクササイズは、どれも素晴らしい効果がありますが、
お客さまの身体の状態や経験値は一人ひとり異なりますよね。
「このエクササイズ、お客さまにとっては少し難しいかな?」
「もう少しチャレンジングな動きを取り入れたいな」
と感じることはありませんか?
◆お客さまの「今」に合わせた調整
エクササイズの調整は、お客さまの「今」の身体に寄り添い、
より効果的に、そして安全にエクササイズを深めてもらうための大切な工夫です。
私たちは、お客さまがピラティスを通して、
ご自身の身体と心にもっと心地よく向き合えるようにサポートする役割を担っています。
そのためには、適切な調整が不可欠です。
◆調整術を考える2つのアプローチ
お客さまに合わせたエクササイズ調整には、
大きく分けて2つのアプローチがあります。
今回は「準備エクササイズ」と「チャレンジエクササイズ」としてご紹介します。
① 準備エクササイズ
特定のエクササイズを行う前の導入として、
あるいは負荷を軽減してより安全に行うための動きです。
(目的)
・エクササイズの目的とする部位を意識しやすくする。
・必要な筋力を段階的に養う。
・可動域を広げ、無理なくエクササイズに入れるようにする。
・痛みや違和感がある場合の代替案として。
(考え方)
・意識の誘導:最小限の動きで、エクササイズの核となる感覚や筋肉の繋がりを体感してもらう。
・分離と集中:全身を同時に動かす前に、各部位の動きを単独で行うことで、コントロールと意識を高める。
・土台の安定:補助的なサポートを加えることで、メインで使いたい筋肉に集中しやすくする。
(例)
・ヒップリフト:骨盤を少しだけ持ち上げ、腹筋とハムが働くのを感じる練習をする。
・サイドキック:横向きに寝て、下の脚は軽く曲げて安定させた状態で、上の脚を床と並行に持ち上げ、ゆっくりと下ろす動きを繰り返す。
② チャレンジエクササイズ
基本のエクササイズに慣れてきたお客さまが、
さらにご自身の身体の可能性を発見し、能力を高めていくための応用的な動きです。
(目的)
・体幹の安定性やバランス力をさらに向上させる。
・より深い筋肉の意識やコントロールを促す。
・エクササイズの多様性を広げ、飽きさせない。
・お客さまの成長を実感してもらう。
(考え方)
・バランスチャレンジ:支持基底面を狭くしたり、不安定な要素を加えたりすることで、体幹のさらなる安定と統合を促す。
・持久力チャレンジ:動きの回数を増やしたり、動きをキープする時間を長くしたりすることで、持久力と体幹の持続的な安定を養う。
・タイミング・リズムチャレンジ:動きの速度やリズムを変えたり、複数の動きを組み合わせたりすることで、より複雑なコーディネーションとコントロール力をつける。
(例)
・ヒップリフト:片足をテーブルトップにし、もう片方の足でバランスを取りながらお尻を持ち上げる。
・サイドキック:上の脚を持ち上げたまま、円を描くように小さなサークルを回す。
★今日のワーク★
次回のレッスンで、あなたが普段教えているエクササイズの中から一つ選び、
「準備エクササイズ」として、どんな調整ができるか?
「チャレンジエクササイズ」として、どんな発展形が考えられるか?
ぜひ、考えてみてください。
そして、実際にお客さまに提供する中で、
どんな反応があるかを感じてみましょう!
お客さまの「できた!」という笑顔や、
「もっと深まった!」という声を聞くたびに、
インストラクターとしての喜びが倍増しますよね♪
それでは、また来週!
ピラティス指導を楽しくするサポーター
たつみ ひろみ
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